ニガオエガエルオガワラトモコ
似ている似顔絵を描くためにはどうしたらいいのかを考えながら書いている、カエラー似顔絵イラストレーター小河原智子のページです。似顔絵博覧会(NIGAOEXPO)主催
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 |
第二章
それからしばらくして、いつものようにカエルの子供達の似顔絵を描いていたトォーモはは、棕櫚の木に登らなくては行けない日がやって来たのに気がつきました。日に焼けた子供達の肌の色は露草を絞った緑色では薄すぎるのです。
棕櫚の木のテッペンの葉っぱでなければいい色がでないので、ちょっと怖くても下を見ないようにして登っていきました。やっと登って葉っぱをとろうとした時、その先に黒い手袋があるのに気がつきました。

『デビーの大切な手袋』にちがいありません。

届けよう! と思ったとたんに体が動いてトォーモははあれほど嫌っていた池の面にバシャーンと飛び込んでいました。
息のつづく限り潜ったままでいてもうダメだ、、と思う所で顔を上げました。そこには知らない葉っぱがたくさん生えています。
どうもここが”イケノアチラ”のようです。
デビーを探してはやく手袋を届けてあげなくてはなりません。葉っぱの中を走って進むと人影が見えます。
『ピエロガエルのデビーを知りませんかー』大きな声で叫ぶと、その人影が振り返りました。
ピンクの皮膚でブルーの目、トォーモははびっくりしました。はじめて見る体の色だったからです。しかもたくさんのイボ。
『知らねえな、そのデビーとやらはドンなカオだい』大きな体を揺らしてそのカエルが聞いてきました。
『とっても珍しい赤い目の女の子よ』と言うと
『赤目なんざあめずらしくもねえ。そこらじゅうにいるさ。それよりお前の黒い目はなんてきれいなんだ。ちょっとそばに来てみせておくれ。そうそう”イケノソチラ”ではデビーっていうカエルのショーががたいそうな人気らしいぜ。赤目かどうかはわからんけどな。行ってみるかい?』

『ありがとう。行ってみます。どっちですか?』
『どっちもこっちもあるもんかい。ショーはもうすぐはじまるぜ。お前のその貧弱な足じゃあ2日はかかるが、おれのこのイボにつかまっていりゃあひとっ飛びさ。しかっりつかまってろよ』

ぴょ~~~~~~~~~~~~~ン


【2007/04/03 14:50】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
<<第一章 | ホーム | 第三章>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://tomokohoshinoko.blog99.fc2.com/tb.php/4-a61c7b84
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

tomokoogawara

Author:tomokoogawara
小河原智子 オガワラトモコ

このブログでは、自分の作品をメインにアップしています。

もうひとつのブログでは似顔絵の投稿作品にコメントしていますのでぜひこちらもご覧下さい。作品毎日募集中!!
似顔絵コンシェルジュ&コンテスト
NIGA.Con (似顔絵コンテスト)主催 

似顔絵いっぱいのホームページです。
似顔絵ともこクラブ

TVチャンピオン優勝
全米似顔絵大会優勝
(National Caricature Network)
読売新聞似顔絵大賞受賞
現在 読売新聞契約似顔絵作家
星の子プロダクション 取締役
日本漫画家協会会員
e-space会員
似顔絵教室 似顔絵講座
NHK『趣味悠々』講師
東京カルチャースクール 通信教育講師
読売文化センター・大森校 講師
似顔絵スクール星の子 講師

カエルが好きがこうじてカエルの物語を作りました。
こちらも読んでみてくださいませ。
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章

月別アーカイブ

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。